横浜市国保特定健診について
◇横浜市国保特定健診とは、横浜市国民健康保険が実施の主体となり、
生活習慣病の中でも特に心疾患、脳血管疾患等の
発症の重要な危険因子である糖尿病、高血圧、脂質異常症などを
早期に発見するとともに、その発症前の段階である
メタボリックシンドロームの判定を行うことを目的とした健診です。
<対象者について>
◇対象者は横浜市国民健康保険に加入している以下の方です。
(1) 令和1年度中に40歳〜74歳となられる方
(昭和19年4月1日生〜昭和55年3月31日生)
➡令和1年4月1日以前から横浜市国民健康保険に加入している方であれば、
令和1年5月下旬頃に横浜市から特定健康診査受診券が郵送されますので、
保険証と合わせてお持ちください。
➡令和1年4月2日以降に横浜市国民健康保険に加入された方は、
お住まいの区の保険年金課へ申請することで特定健康診査受診券が
交付されますので、保険証と合わせてお持ちください。
(2)令和1年度中に75歳となられる方
(昭和19年4月2日生〜昭和20年3月31日生)
➡75歳のお誕生日の前日まではお住まいの区の保険年金課へ申請することで
特定健康診査受診券が交付されますので、保険証と合わせてお持ちください。
➡75歳のお誕生日以降は後期高齢者医療制度の対象となります。
(横浜市国保特定健診の受診券の交付方法一覧)
国保加入日 |
40〜74歳 昭和19年4月1日~ 昭和55年3月31日生 |
75歳 昭和19年4月2日~ 昭和20年3月31日生 |
75歳の誕生日以降は横浜市健康診査(無料です)の対象となります |
平成31年 4月1日以前 |
受診券はご自宅へ郵送されます | 区役所保険年金課窓口に申請し、受診券の交付を受けてください | 横浜市国保独自の拡大対象者です |
平成31年 4月2日以降 |
区役所保険年金課窓口に申請し、受診券の交付を受けてください |
◇下記の方は対象外となります。ご注意ください。
(1)妊産婦
(2)刑事施設等に拘禁されている方
(3)病院または診療所に6ヶ月以上継続して入院している方
(4)障害者自立支援施設入所者
(5)知的障害者総合施設のぞみの園の設置施設入所者(群馬県高崎市)
(6)介護保険が適用となる特別養護老人ホーム等に入所中の方
<費用について>
◇無料
※平成30年4月より自己負担額が無料となりました
<予約の方法・受診できる時間帯について>
◇予約制です。直接またはお電話で受付にご相談ください。
◇事前に送付されている特定健康診査問診票を記入し、
特定健康診査受給券・問診票と保険証をお持ちください。
◇午前9時半~11時までの予約された時間に朝食を抜いてご来院ください。
(健診前10時間以上は水以外の飲食物を摂取しないこととされています)
◇アルコールや激しい運動は健診の前日より控えるようお願いします。
<所要時間と健診結果のお渡しについて>
◇所要時間は受付からお帰りまで約2~3時間程度とお考えください。
当日の混雑状況によりお待たせする事もありますので、ご了承ください。
◇検査結果は郵送はできません。健診日の1週間以降に来院してください。
(予約なしの診察にて結果説明をしますので、時間に余裕をもってご来院ください)
<横浜市国保特定健診の項目一覧表>
項目 |
検査の内容 |
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<必須項目>
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問診 |
服薬歴や喫煙歴、食事・運動・睡眠等の生活習慣をお聞きします。 |
理学的所見 | 視診、触診、聴打診により身体診察を行い、他覚的所見を記載します。 | |
身体計測 | 身長、体重、腹囲の測定を行い、BMI(体格指数)を算出します。 | |
血圧測定 | 収縮期血圧と拡張期血圧を測定します。 | |
尿検査 |
尿中の糖・蛋白・*潜血の有無を調べます。 |
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脂質・代謝検査 |
LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪(トリグリセライド:TG)、*血清尿酸の値を測定します。 |
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肝機能検査 | GOT(AST), GPT(ALT), γGTPの値を測定します。 | |
腎機能検査 |
*血清クレアチニンの値を測定します。 |
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糖尿病検査 | 空腹時の血糖値とヘモグロビンA1c(HbA1c:NGSP表記)を測定します。 | |
<選択項目> (医師の判断に基づき実施されます) |
貧血検査 |
赤血球数、血色素量(ヘモグロビン値)、ヘマトクリット値を測定します。 |
心電図 |
安静時の心電図検査により、虚血性心疾患や不整脈の有無を調べます。 | |
(眼底検査) | (当院では実施しておりません) |
*横浜市国民健康保険独自の追加健診項目です。