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2種類ある肺炎球菌ワクチン〜ニューモバックスとプレベナー

<肺炎球菌ワクチンのターゲットは肺炎球菌の外側を覆っている莢膜(きょうまく)です!> 

肺炎球菌* 肺炎球菌が病原性を強く発揮する主な原因は、菌体を覆う厚い莢膜(多糖体の膜)の存在です。

*莢膜がバリアとなり、貪食細胞などによる貪食作用に対して強い抵抗性を示します。この強い抵抗性は、肺炎球菌感染症が短時間のうちに重症化しやすいことにも関連しています。 

*この莢膜の抗原性の違いにより、肺炎球菌は90種類以上に分類されます。

*ワクチン接種により産生された抗体が莢膜に結合することで、肺炎球菌は貪食されます。

 

<多糖体ワクチン(ニューモバックス)と結合型ワクチン(プレベナー)の作り方>(厚生労働省新興・再興感染症研究事業より改変 ) 

多糖体と結合型

*肺炎球菌ワクチンには、莢膜多糖体を精製し、そのまま抗原として使用した多糖体ワクチン(ニューモバックス:上図左側)と、精製した莢膜多糖体にキャリアタンパクを結合させた結合型ワクチンの2種類があります(プレベナー:上図右側)

ニューモバックスは23種類の莢膜多糖体を含むので23価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチンとも呼ばれ、国内の侵襲性肺炎球菌感染症患者から分離された肺炎球菌のうち、およそ70%をカバーしていました。

プレベナーは13種類の莢膜多糖体を含むので13価肺炎球菌結合型ワクチンとも呼ばれ、国内の侵襲性肺炎球菌感染症患者から分離された肺炎球菌のうち、およそ48%をカバーしていました。

(成人の侵襲性細菌感染症サーベイランス構築に関する研究より)

 

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